ヨヨマーク
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No.1221

2007.5.14

書籍

ランニングで頭がよくなる
久保田 競 著

KKベストセラーズ

購入先:図書館で借りた

定価1680円(図書館で借りたので0円)

走ることを生活習慣病にしよう、だそうです。

マハロ菊池

頭が良くなるといっても、勉強もしてないことがすらすらと出てくるとかそういうことじゃないみたいであります。
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脳細胞って分裂せず、大人になると普通にしてても毎日10万個死んでいって、再生されないので年をとるとぼけるとこの間まで思っていたのですが、どうやらそうじゃないみたいなんです。大人になっても脳は育つようなんであります。

で、そのためにはランニングすると良いぞと、走る大脳生理学者と呼ばれている著者がこの本で申しております。

趣旨としては、まず走るという行為は、足を前後に動かす運動をしつつも、周りの状況や車への注意、走路の確認など色々考えながらしなければならないデュアルタスク課題なので、脳が鍛えられる。
そして、ランニングを開始すると1分後に成長ホルモンが分泌され、回り巡って記憶中枢「海馬」を発達させる神経成長因子(BDNF)が生成されるので、頭が良くなるということだそうです。

なになに、たった1分で成長ホルモンが分泌を始めるなんて聞いてしまうと、こりゃ10分でも走らないともったいない気がしてきますね。

あと、ストレスは脳に良くないそうです。走ることも長過ぎたり強すぎたりするとストレスになるそうです。著者は最大心拍数の60〜70%の運動を毎日30分程度、全身にうっすら汗が出る程度のレベルで行うのが健康や頭を良くするにはに良いといっています。ま、詳しくは本を読んでください。

ただ、今さら頭よくしてもねえ。30年ぐらい前にいって欲しかったよ。


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