日本のみかんといえば愛媛県が産地として有名ですが、その愛媛の中でも豊後水道に面した西宇和地方という場所が高級みかんを育む自然環境に恵まれた産地だそうです。これはお米でいえば新潟魚沼産の中でも南魚沼郡だったり、ワインでいえばボルドーのなかでもメドックかサンテミリオンかって感じの特別な地域なんですかね。インターネットで調べたらそう書いてあったから、こう書いているんですが、確かに○の中に「マ」って書いてあるシールが貼ってある「マルマ」のミカンは、ちょっと高いけどうまいです。ちなみに西宇和には「みかめ」「まるか」「八幡浜」など多数の地域ブランドがあるようですが、私の家の近所でよく目にするのは「マルマ」ですな。

さて、みかんの効用ですが、あたりまえのこととしてビタミンCが豊富で活性酸素退治になる等ありますが、2003年の新発見で、じょうのう膜と呼ばれるみかんの薄皮に脂肪を分解したり、体内への吸収を抑える効果があることがポンジュースの「えひめ飲料」と愛媛大との共同研究で分かったそうです。私は昔から、ただ面倒くさがりなため、みかんは薄皮ごと食べていましたが、そういう食べ方をする根拠として今後はうんちくおやじになって理論武装しちゃうわけです。

ちなみにみかん中1個は約30kcalと低カロリーなうえ、クエン酸も豊富ですから、ランニングをすることで生じてしまう活性酸素の退治だけでなく疲労回復にも良く、食物繊維による整腸作用など良いとこだらけ。特に冬場は値段も安くなるのでとにかく毎日食べております。
マラソンシーズンは風邪のシーズンでもありますから、予防の意味で毎日みかん食べるのも良いかも知れませんなあ。