マラソンという競技は、自分の体重を自分の足で42.195km移動する競技なんで、少しでも体重が軽い方が効率良いんで、走るようになると、太らないよう食べるものに気を使うようになります。その相乗効果で、より効率的に無駄な脂肪が取れるんだと思います。で、食品としてのバナナですが、ホノルルマラソン時期のABCでは店頭でバナナが大量に売られております。どうしてバナナなのっていうと、バナナに含まれるビタミン、カリウムやマグネシウムが運動する人に良いってことと、果物の中では糖質が豊富なので、エネルギー源として摂取しやすいということであります。それに値段も安く、近ごろは本当にたたき売られてるって感じの値段で手に入るありがたい食物です。

ちなみにカリウムがなぜ必要かというと、筋肉の収縮や心臓の正常な活動に必要なミネラルだからだそうです。ただカリウムは、普通の食材にまんべんなく含まれるミネラルらしいので、あまり無理に摂る必要はないみたいですが、運動で汗をかくとナトリウムだけでなくカリウムも失われてしまうので、普通の人より一杯汗かくランナーはバナナ食べてカリウム摂ったほうが良いわけです。運動後の栄養補給にも皮剥くだけで5秒で食べられて、かつ消化が良く最適ですね。

さて、安いものでは5本100円くらいで売られているバナナですが、甘いのはだいたい購入後2〜3日経って表面に黒い点（シュガースポット）が多くなった時です。また、そのように熟成したものの方がカラダにも良いそうです。詳しくはバナナ大学<http://www.banana.co.jp/>などで学習してください。