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No.1068

2004.3.4

書籍

マラソンランナー
後藤正治著

文春新書

http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/6/60/35/4166603574.shtml

購入先:三省堂書店 高野台店

700円

この本の続きは、2004年夏のアテネで。

マハロ菊池

腰巻きのキャッチコピーが力強いなあ。
2004年はアテネオリンピックが8月に開催されるので、それまでにこの本を読んでおくと、きっとマラソンが数倍楽しめるでしょうね。
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私が学生の頃は新書判って、岩波か中公くらいしかなかったように思っていましたが、いつの間にか各社新書を出してたんですね。光文社や宝島社まで新書シリーズがあるんですね。新潮新書の「バカの壁」とか売れてるっていうんで、ついつい読んでしまいましたよ。で、バカの壁の中に出てくる一次方程式 y=ax ですが、私の場合マラソンという入力xに対して係数a=100位なんで、ついついタイトルに引っ張られて買ってしまいました。700円。

この本の内容ですが、金栗四三氏から高橋尚子選手まで9人のオリンピック代表ランナーを中心に、その時代、時代でランナーがなんのために走ったかということを文献や選手への取材を元にまとめられています。当時のTV放送や「知ってるつもり?」とかで断片的に知っていた情報をとりあえずまとめて読めるというだけでも良いかもしれませんね。って控えめにいってますけど、はっきりいってフルマラソン走ろうっていう変な人々には、かなりお奨めの一冊です。

1896年に第1回近代オリンピックがアテネで開催され、その最後を締めくくる競技として考案されたマラソンという過酷な長距離レースですが、私も運動不足の解消からジムでのトレッドミルで走り始めて、そうしてるうちに目標が欲しくなり、普通の人がフルマラソンを走ることなんてできるんだろうかという素朴な疑問からマラソン完走を目指したわけですが、走れば走るほど奥深い魅力的な競技であるなあと思う次第であります。
いやー、マラソンって本当に面白いですね。


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