TOPINDEXLIST<<BACKNEXT>>

No.1089

2004.7.29

書籍

アミノ酸で10歳若返る
ナターシャ・スタルヒン著

講談社プラスアルファ新書

http://www.nsbeauty.com/

購入先:ブックオフ代々木駅北口店

315円(新品は\819税込)

たんぱく質とビタミン&ミネラル。
しっかり摂って元気に走ろう。

マハロ菊池

この本を読んで、卵は加熱して食べようと思いましたね。ああ、でも炊き立てのごはんに黄身だけのせて醤油をたらして食べるのもおいしいんですよねえ。マーガリンもマヨネーズも好きなんで困っちゃうなあ。たしかにテレビはスポンサーで成り立ってるから、食べないほうが良い、飲まないほうが良い、吸わないほうが良いという発言はしづらいですよね。
-

私は別に若返りたい気持ちは全然ないんですけど(まあ、出来れば髪の毛は欲しいですが)、歯磨き粉からTシャツまでがアミノ酸流行りの昨今、ちょっと気になったので読んでみました。この本では、断食、1日2食健康法や日本の伝統的な質素な食事を推奨する方とはまた違った考え方の内容で、動物性たんぱく質を積極的に摂取するよう書いています。

昼食がソバの人は早く老いる、玄米食は白米より危険などの「え、そうなの」みたいなつかみを意識した内容と、肉、魚、卵などの良質タンパク質が細胞を若返らせる等の話が書かれております。まあ、多少特定のアミノ酸サプリメント商品を売りたいという商売っ気も感じられる内容ですが、資本主義社会においては、人間生きていくためには何らかの方法で利益を上げなければならないのでよしとしましょう。

マラソンを走るためには、有酸素能力の向上とボディの軽量化が不可欠ですが、実際の推進力を生み出す筋肉の存在なくして走ることは出来ないわけで、持久力のある筋肉を作りだすための源になるたんぱく質の摂取なくして、走り続ければ、痩せていって、終いには筋肉量も減らしてしまうことになるわけです。そうならないためにはたんぱく質をしっかり摂りましょうということですね。

それにしても、この講談社プラスアルファ新書という新書シリーズの中だけでも、さまざまな健康やダイエットに関する考え方があって面白いですなあ。朝までテレビとかで、生卵は食べるべきか否か、玄米食VS肉食、1日2食か4食か、発芽玄米は本当に健康に良いか、運動はすべきかなど議論してもらったら面白いだろうなあと思ったりしました。結論は出ないでしょうけどね。


TOPINDEXLIST<<BACKNEXT>>