スポーツ栄養の本などを読むと、日本人の食生活は、欧米に比べたんぱく質の摂取が少ないと書かれています。近ごろのランナーズでも、走るためには普段から肉を積極的に食べようと書かれてることがありますね。私たちが子供の頃は焼き肉は贅沢料理だったのですが、牛肉輸入自由化や狂牛病のおかげで、非常に安価に焼き肉が楽しめる肉好きには嬉しい時代になっております。

で、今回は代々木に「ガッツソウル」という食べ放題の焼き肉屋さんが出来たのでリサーチしてまいりました。このお店は中野にもあるようですが、「ガッツグリル」というステーキやハンバーグ、タコス、サラダ等が食べ放題のお店の姉妹店のようです。たった2500円（税込み）で2時間食べ放題＋飲み放題です。

この手の食べ放題の焼肉屋というのは、私が高校生の頃にハナマサ、ヒコバンバン、新宿大黒屋のようなタイプの店でバイトをしてた頃は、冷凍の肉をスライサで3mm位に薄くカットしたものを凍ったまま出していて、焼くとパサパサで全然美味くないものでありましたが、この店の肉は、漬けダレで下味をしっかりつけているため、肉自体の味は充分ごまかされていて、美味しく食べることが出来ます。ちなみに高級な美味い肉だと、40歳を過ぎると二切れ、三切れでも充分満足してしまい、そうそう食えるもんじゃありませんが、こういう肉は、結構ガンガン食えます。

店内はモノトーンの落ち着いた内装でジャズが流れ、無縁ロースターなので煙たくありません。客層はさすがに若者が多いです。ま、安いからでしょうね。場所は代々木駅の代ゼミ側の大きな改札を出て、立食いそば屋と宝くじ売り場の間の一方通行路を共産党本部方面に歩き、山手線の高架を越える手前のおしろビルの3階です。食べ放題は5時からですが、肉が無性に食べたくなったときや、激安で飲み会がしたいときなどには最適だと思いました。山手線の走る様子を見ながら飲食できるのも鉄道好きならたまらないでしょうね。そのうち当会で代々木-千駄ケ谷近辺で練習会でもした時には、鍛練後の焼き肉ローディング大会の会場にしたいと思いました。ただ、1回行くと当分肉はいいって気分になりますけどね。