2002年にスポーツジムのトレッドミルで走り始めた時にGTホーキンズの安いテニスシューズ風ウォーキングシューズで走ってて、サイズが小さかったせいか、股関節が痛くなったので、これはマズいと2002年の5月頃、ヨーカ堂のスポーツ用品売り場で何のこだわりもなく、ただ安かったんで購入したのがこのいかにもノンポリなランニングシューズでした。これでランバードマークも白だと明らかに公立中学の通学用シューズですね。

当時スニーカーは26.5cmを迷わず購入していたので、このシューズも試し履きもせず買ったのですが、さすがミズノは日本人向けなんでしょうね、ピッタリでした。で、途中クバトナエバを試したりもしましたが、気がつけば何の問題もなくジム履きとして2年6カ月も履き続けてしまいましたよ。さすがにアウトソールの外側が減ったし、踵部分の内側がぼろぼろになっていたので今回ナイキペガサス君を購入したこともあり、2004年の12月をもちまして現役引退をいたしました。完全引退の記念に廃棄前にグッズ紹介させていただきます。

日本を代表するスポーツ用品メーカー、ミズノブランドのランニングシューズの最底辺に位置する非常に地味なシューズでありますが、メッシュのアッパー、十分な長さのシューレース、しっかりと厚みのあるベロ、分厚いミッドソールにVS-1というラバーの衝撃吸収材が入っており、普通にジョギングするには十分な性能を有しております。で、前述のようにトレッドミル上での2年6カ月の使用に応えた耐久性。安いものでもちゃんとまじめに作っているなあと思わせるものでありました。日本ブランドの製品って昔はみんなそうでしたよね。ま、今は中国で作ってるわけだから日本製品ってわけでもありませんがね。

で、履いたときに「良いなあ〜」とか思う上質な履き心地とか、「あ、カッコ良いなあ」と思わせるデザインとかそういうものは一切ありません。が、とにかく私がトレッドミル上で安全に故障せず、1日1時間走る道具としては十分でありました。ありがとう、マキシマイザー君。君とトレッドミルのおかげでホノルルマラソンも完走できたし、荒川や山道も走れるようになりました。でもペガサス君を君より安い2940円買ってしまったんでね、さようならです。そういえば、今はランバードマークがピンクのやつを中学生の娘が通学に使っておりますよ。