普段の鍛錬はゲルフェザー、レースの時はスカイセンサーと、最近はフラットソール派に属していた私ですが、つくばマラソンを走った後に本当にこれでいいのかなと疑問が湧いてきました。一応自己ベストは更新したものの、シューズが良ければもっといけるんじゃないかという安易な考えに襲われたのであります。来年は1月に10kmのレースが2本あり、もう少しレーシング寄りのシューズで走ってみたいという気持ちもあって、新しいシューズを物色することにしました。もちろん棒茄子が出るのを待ってからショップに赴いたことは言うまでもありません。
今回は、なるべくニューモデル、フラットソールじゃない、スポンジ付き(後述)、が選択のポイントです。
購入したのは12月に発売されたばかりのターサーデュアルワイド。パソコンの世界でも処理速度が大幅に向上するデュアルコアプロセッサが今後主流になりそうですし(関係ないよ)、名前からしてなんだか速く走れるような気にさせてくれます。商品説明によると「スプリングミッドソールを上下2層に分割。上層は足を支え、衝撃を分散するように、スペーストラスを採用。下層では軽量化と衝撃緩衝性向上のためにブロック状に分散した形状に。」とありますが、正直よくわかりません。ま、とにかく期待することにします。
実際に走ってみた感想は、これは確かに速く走れそうだ、ですね。選択のポイントにあげたスポンジ付きというのは、レーシングシューズのアウターソールによく付いている黒いスポンジ(?)のことです。見るからにグリップ性が良さそうなあの小片。下ろした直後は多少滑っているような感じがありましたが、4〜5kmも走ると路面をしっかりつかまえてくれるようになりました。車のタイヤのひげが取れるようなもんでしょうか。クッション性はさすがに少なく、ダイレクトに脚力を路面に伝えている気がします。コツコツした走り心地です。しかし衝撃が吸収されている感じもわかるので短い距離だったら何の問題もなさそうです。
この新しい相棒と一緒に2006年の元旦早朝にスタートするレースを走ってこようと思っています。