私はサプリメントの類いを飲むと必ず顔にニキビのようなものが出るので、全然飲まないのですが、ランニングをするようになると、栄養に関して気になるようになり、ビタミンって何となくしかわかってないので、たまにこんな本も読んでみたりしております。

ちなみにビタミンCを例にとると、良く運動して活性酸素ができるからビタミンCやEみたいな抗酸化作用のあるビタミンを多く摂らないといかんといわれますが、本当のところどうなんでしょうね？
ある意味、抗酸化能力の高い生物が地球では生き延びてきたわけで、人間が1日に必要なビタミンCって１日５０mgと思ったより少ないんですよね。（2000年に100mgに変更されました。）実際は普通に1日3回食べて、果物も食べていれば不足しそうもないですけどね。

タバコを1本吸うと25mgのビタミンCが消費されるとかいわれますが、タバコも止めたしなあ。
吸ってるときは1日40本ぐらい吸ってたけど、普通に生きてたしね。

実は植物にビタミンCが含有されてることでわかるように、ほとんどの動物は体内でビタミンCが合成できるそうで、合成できないのはヒトとサルとモルモットぐらいだそうです。
そんなビタミンCが体内で合成できない人類が地球上でのさばっているわけですから不思議なものですよね。

ちなみにビタミンCが欠乏すると壊血病という病気になるそうで、これは大航海時代になって、長い航海をするようになって分かってきたことだそうです。それで柑橘類を船に積んで航海するようになったとこの本には書いてあります。

ただ、今のような飽食の時代だと壊血病や脚気、鳥目になった人とか全然聞かないので、個人的にはあまり気にしなくてもいいような気もするんですがなあ。どちらかというと栄養が足りすぎているので、減らす方向で考えたいなと。
ただ、やみくもに減らすとまずいんじゃないかなってことで、どういうものにどんなビタミンが含まれていて、走ったり運動するにはどんなビタミンが必要なのか、そんなことが気になったときに読むといいかもしれませんね。

ただ、ネットで調べると、すぐサプリメントの通販ページに誘導されちゃうもんなあ。