シューズやウエアとちがって、選択肢の少ないのが時計。
最初に買ったランニング用の時計は、デザイン重視でナイキのオレゴン。機能的には不足はないのですが、あくまでコンセプトはアウトドア・トレイル用でランニング用としては大きいし重たい。そしてラップボタンと他のボタンが同じような場所とデザイン。それが仇となりました。
ある大会でラップボタンを押し損なっていて、そのレース後半のラップが分からなくなってペースを乱してしまいました。というわけで、新たにランニング専用のものを探すことに。
予算1万円以下で探す一番のポイントはボタンが正面に付いていて押し損じがないこと。そうすると機能・コストパフォーマンスからセイコーのスーパーランナーズが候補に。
しかし、ランニング雑誌で見ると速そうなランナーは大体スーパーランナーズなんですよね。野口みずきさんとか土佐礼子さんとか。
ちょっと、なんちゃってランナーの自分にはなんか立派過ぎるようなオソレオオイ気がして、う〜んと迷ってましたら同じセイコーの新しい『ライフ・スポーツ』シリーズが目にとまりました。
いわく「・・・スポーツ時のみならず日常使用時もしっくりなじむように、各商品ともシンプルなライン構成によるおしゃれであきのこない形状にして・・・」
お〜それは自分にぴったりのコンセプトだということで、ビッグカメラに向かいました(ポイントたまってたし)。
が、が、見るとやっぱ微妙なデザインです。なんというかガンダムの量産型ジムを思わせるボディは「シンプル」とはちょっと違うんでない?そして有機的なラインの本体と対照的にバンドはシャープでこれまた微妙な対比・・・。
ちょっと迷いましたが、手にとって見るとウレタン素材のベルトはしなやかだし、ボタン類のタッチもしっかりしています。
まあ、ちょっとブスかわいいようなところもいいか?ということで購入となりました。
機能はビギナー向けにシンプルそのもの。ラップも100本までメモリできます。でもリセットすると前回の計測データは自動的に消えてしますのでマラソン大会の後はメモに書き写しておかないといけませんけど。ま、ビギナー向けということで納得しましょう。
フルマラソンの大会で実戦投入しましたが、押し損ないは皆無。とりあえずめでたしメデタシです。
ところで、この白地に緑のボタンがちょっと代々木RCっぽい気もします。じっと見てるとヨヨくんに見えません?でも、やっぱりさすがに日常使用には抵抗がありますね。