健康のため、レースに出るため？　でもレースは健康レベルを超えてがんばってしまうと、故障の元になりますよね。ていうか、故障してる人いっぱいいますもんね。でも、だからといって手を抜いて参加できますか？

では、レースにでない方が良いのでしょうか？　最初は10kmも走れれば良かったものが、一度レースに出てみると面白くなってしまって、ハーフ、フルと進むうちに、どんどん自分の身体にかかる負荷も増えていってしまっていますよね。減量や健康のために始めた手段としてのランニングが、いつかそれ自体が目的になってしまうわけであります。

で、なるべく故障を回避しつつ、健康に長くランニングを楽しみたいと思ったら、この本は読んでみる価値がありそうです。

1994年に翻訳出版された本ですから、やや内容や出てくるランナーは昔の人でありますが、逆に40歳以上の人なら、懐かしくもあり、非常に興味深く読むことができると思います。ぜひ、図書館で借りるか、古本屋さんや、ネットの古本屋さんなどであったら手に入れると良いのではないかと思います。

久々のオススメであります。