ヨヨマーク
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No.1245

2007.12.3

書籍

走ることについて語るときに僕の語るところ 村上春樹 著

文藝春秋

購入先:

1,500円

ささっと読めて、共感できるかも。

マハロ菊池

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私、走るようになる前は、なんでマラソンみたいな辛そうな運動をしたがる変な人が世の中にはいるんだろうって思っていたんですよね。ですから、この「代々木ランニングクラブ」というのも、ある意味自虐的というか、ある種お笑い的な、私が自分の身体を使っての罰ゲームチックなものになるものと思っていたわけです。

ところが、10km位走れるようになると、楽しくなってくるんですよね。

初めて21kmの距離を走れた時は本当に達成感ありましたからねえ。
で、そうしてるうちにすっかり走ることが生活の一部になって、逆に走れることが、仕事上もひとつの支えになるというか、自己を良い状態に保つためになくてはならないことになってしまっているんですよね。

著者もランニングが小説を書くために必要なことになってるそうですけど、すごく良くわかりますね。普通の市民ランナーが普通に思うところのことを書いてくれてるような、そんな内容であります。
ま、そういうわけだから、走ってる人には納得、走ってない人にはどうなんでしょうって感じかもしれませんが、いちおうオススメってことにさせてください。


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