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今年も走るぞ、国立競技場。
聖火台と織田ポール。

2005.1.27
マハロ菊池

No.1189

今年も1月30日は新宿シティハーフマラソンに出場します。去年は10Kに出ましたが、今年は頑張ってハーフに参戦です。私、距離的にはハーフが一番苦手です。10kmはある程度オーバーペースになっても苦しみつつ走りきれる距離ですが、ハーフでオーバーペースは辛いですね。マラソンは長いから自重するんですけど、ハーフはついつい戦闘モードになってしまうのです。なので今年は心拍計をつけて最大心拍数に達しないよう注意して走ってみようと思っております。ハーフのベストは1時間45分24秒だから、荒川の折り返しまでのつもりで走って、1時間40分は切ろうと思っております。そうすれば後半向かい風になる荒川を3時間30分で行けるかなと、まさコナさんのマラソンレースシミュレータ<http://masa.moto84.com/running/racesim.htm>でシミュレーションしつつ計画を練っているわけであります。

で、この新宿シティハーフマラソンは、国立競技場を走れるというのがウリなんです。で、国立といえばやはりシンボルは東京オリンピックの聖火台ですよね。ってことで調べてみたら、この聖火台には「昭和三十三年三月 鈴木万之助鋳造」と銘が打ってあるそうです。実はこの聖火台はキューポラのある街などで昔は鋳物の街として有名だった埼玉県川口の名匠、鈴木万之助氏とその遺志を継いだ息子さんが第3回アジア競技大会開催までの短い納期に間に合わせるために、命がけというか、本当に命をかけてしまって鋳造したものだそうです。詳しくは<http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p19_3.html>などでどうぞ。

また、東京オリンピックでのこの聖火台の晴れ姿は<http://www.joc.or.jp/stories/tokyo/20040422_tokyo01.html>で見ることができます。なんかバイタリティ溢れる昭和の経済成長中の日本を思いだしてしまいますねえ。って私2歳でしたけどね。

あと、ご紹介ついでにもうひとつ、国立競技場のトラック第4コーナーには、なぜか旗を立てるための白いポールが立っています。このポールは1928年のオリンピック三段跳びで日本人初の金メダリストになった織田幹雄氏をたたえ、その記録15.21mの長さで作られているそうです。つまり三段跳びの記念碑が国立のフィールドに垂直に建ってるわけですね。織田ポールと呼ばれているそうです。
同じ長さのポールが、織田氏の出身校、広島県海田町の海田小学校の国旗掲揚台と広島ビックアーチにもあるみたいですね。私、たまに広島の呉方面に出張にいくことがあるんで海田市(かいたいち)駅を通ることがあるんです。なんか偶然だなあ。

調べてみると色々あるんですよね。

さてさて、そして、この新宿シティハーフマラソンの楽しみは、参加賞がデイパックであることと、レース終了後にゲストのミニコンサートがあることですね。去年はサンプラザ中野さんでしたが、今年は中村あゆみさんが懐かしい「翼の折れたエンジェル」を歌ってくれることでしょう。そんなことを楽しみにしつつ、聖火台を見上げながら頑張って走ってみようと思うのでありました。ちなみにお隣の明治公園でもサブイベント開催ってエントリハガキに書いてありましたが何が行われているかは謎です。

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高さ2.1m、直径2.1m、重さ2.6トンの聖火台は競技場外からでも絵画館のある青山門側からご覧のように小さくですが見ることができます。


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織田ポール。ポール牧とは関係ありません。


更新:2005.1.27
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