多田羅大橋を渡り大三島へ。この島では海岸沿いに5kmほど走ります。
何処かいいフォトポイントはないものかと走っていたらペースがいつの間にか落ちていました。
アーチ橋の大三島大橋(297m)を渡り伯方島へ。「ここが“伯方の塩”の島なんだー」とちょっとだけ感動。(でも現在は海外から原塩を輸入して製塩しているそうです)
71.7km地点のエイドでは、テントに近づくとゼッケンを確認して名前と申し込み用紙に記載したコメントをアナウンスしてもらえます。こんなことならちゃんとしたコメントを考えておくべきでした。またマッサージサービスもあり、脚の疲れも少し回復。
伯方大島大橋(1165m)を渡り大島へ。大島では島の中央を約10km走ります。ここまで来ると脚の疲労もピークに達して所々で歩いてしまいました。
そんなこんなで最後の四国への大橋、来島海峡第一(1570m)・第二(1515m)・第三(960m)大橋に到着です。この大橋は21時までライトアップされるそうなのですが、まだ明るくて観ることができませんでした。しかし橋からの眺めは最高で、遠くの対岸には今治市街を一望することが出来ました。
すでに脚は棒のようになり気力はあるのになかなか進まない状態になっていました。一緒に走っていたランナーも遠くに一人、二人いるだけです。本当に孤独との戦いですね。
景観を楽しみながら橋を渡り終えると、ようやく四国へ上陸です。ゴールの今治城まで10kmを切りカウントダウンの始まりです。しかし徐々にあたりは薄暗くなり、太陽のあるうちのゴールは難しくなってきました。
市街に入る頃には日も暮れ、前方にいるランナーの後ろ姿を追いかけながら「お城はどこだ〜」と思っているとライトアップされた今治城が見えてきました。
「ようやくゴールだ!」と思い残り1kmはラストスパートです。応援の方々の声援に後押しされ、今治城へのスロープを駆け上がりゴールを目指して最後の力走です。そして無事に制限時間内にゴールすることができました。
今治市内のホテルに戻ってからは一人でレースの反省会。やはり強行スケジュールは体調に良くありませんね。余裕を持って前日入りしてレースに挑みたいものです。でも会社はなかなか休めないからなあ…。 そうですよね、○○課長。
さいごに
無事に完走することができたのは、スタッフ・ボランティア、その他関係者の皆様のおかげだと思います。本当にありがとうございました。