4年ほど前に、10年ほど使っていたばね式の体重計がさすがに壊れたので、体重がデジタルで表示されるということで、何気なくこいつを買ったのでした。付加機能で体脂肪が計れるということでしたが、その頃は別に体脂肪なんて何の興味もなく、大酒飲んだ次の日の朝なんかにさすがに顔がむくんでて、ちょっと体重が気になったりして、計ると体脂肪率30%とか出て、「キャイーンのあまのっちと同じかあ、ちょっとまずいかなあ・・」程度に思っていましたよ。でも、年齢が30代の後半にもなれば周りもみんな適度に太ってるし、別に普通じゃんって自分に甘く思ってたんですが、さすがに32インチのジーパンさえベルトいらずでパツパツになってくると、このままじゃいかんなあと思ってジムに行きだしてからは、家で体脂肪が計れることのありがたみというか、持ってて良かったって感じですね。

ジョギングやランニングをしてフルマラソンを完走しようと思ったら、とにかくカラダ軽いほうが楽に走れますから、まずは余分な体重を落とすことが必要です。重いまま走ったら足を痛めますしね。体重を落とすといっても筋肉を減らすのでなく、体脂肪を減らすことで減量する必要があるわけです。で、じゃあ自分の身体の組成はどうなってるのかを把握するために体脂肪率を計る必要があるわけですな。30代以降男子は体脂肪率17%〜22%が適正範囲で、25%越えたら太り過ぎです。ちなみに一流ランナーともなると10%を切ってることもざらだそうです。それもある意味病気ですな。実際極度に体脂肪が少ないと風邪をひきやすくなるそうです。

さて、さすがに4年くらい前に安さにつられて購入しただけの商品なんで、デジタルではありますが最小表示単位が200gであったりと、健康おたくごっこのレベルをややバージョンアップした私にとってはちょっと役不足になってまいりました。ジムの体重計のように50g単位で計量できて、かつアスリートモードの体脂肪測定機能がついてたり、内臓脂肪が計れるやつなど新商品が気になる今日この頃であります。でも体重計ってなかなか壊れないんですよね。

ちなみに体脂肪率って朝起きてすぐ計ると結構高めの数値が出て、遅くなった夕食前あたりが超低めに出ますけど、とにかく毎日同じタイミングで計量するようにしたほうが良いとのこと。タニタのホームページでは、夕方か、就寝前の入浴後にからだをよく拭いてから、素足で裸に近い状態で測定することを推奨しています。