普段はGT-2080でたらたらと鍛練しておりますが、駅伝などの短い距離をガーッと行くときなんかは、やはりもう少し軽いレース用シューズが良いかなと思いスポーツジュエンに行ってみると、特価品の段ボールの中に2年くらい前のターサーが税込み5229円になっていて、試し履きしてみるとちょうどよかったので買ってみました。

展示品だったみたいで所々汚れがありましたが、走ればすぐ汚くなるしね。前にナイキのカタナを履いて、やはりランニング用の軽いシューズは良いなあと思ったので、では定評のあるターサーはいかがなモノかと思いましてね。

ちなみにアシックスのIGSとは、インパクト・ガイダンス・システムの略で、運動中の足が目的とする動作を行うための必要な機能がすべて盛り込まれた設計理念のことで、「バイオメカニクスはもとより、材料力学・衝撃工学など幅広い知見に基づき研究・実験を重ねて生み出した理念」だそうである。うーん理念ってことは「衝撃誘導機構」じゃないんじゃないかなあなどと思いつつも履いてみた感じは普通のシューズである。ナイキの時に感じた足袋みたいな感じや、クバトナエバの厚手の靴下みたいな感じではなく、すごく普通っぽいです。ただし明らかにジョギングシューズではない感じです。

ちょっと私には、はきしろが浅い感じのするシューズですが、走ってみると明らかに2080に比べ軽く、手前側の親指の付け根辺りは板のように硬い感じがして蹴りやすい感じではあります。トレッドミルの16km/h走ではいい感じでありました。で、駅伝の3kmで実際に使用してみると非常に好感触。足がパンパン出る感じです。こりゃ良いね。ただし衝撃もそれなりに強い感じです。私の場合あまり無理すると膝やくるぶしにきそうです。

で、いちおうLSDでも1回試しに履いてみました。2時間たらたらと光ケ丘公園を走ってみましたが、足が痛くなるということはありませんね。普段の長めのLSD的ジョギングにはGT-2080で、レースにはターサーIGSなんていうアシックスの宣伝みたいな組み合わせで来年の渋谷区駅伝、新宿シティ、青梅、荒川と連戦してみるかなと思うのでありました。うーん、ちょっとフルは辛いかなあ。