マラソンを走ってみようと思ったときに最初に悩むのが練習時にどれぐらいの負荷でどれくらい練習すれば良いのかということでしたが、少し調べると心拍数が指標になるということに行き着きます。で、マフェトン理論などの目標心拍数で練習してみようと思うのですが、心拍数を測れないことには練習できないってことになるわけです。

で、私の場合、ジムにあった前の米国製トレッドミルにはポラール<http://www.polar.jp/>の心拍計（手のひらで掴んで計測するタイプ）が付いていたので、たまに掴めば測れたんですが、近ごろジムに入れ替えで導入された日本製のトレッドミルには、コストダウンのせいか心拍測定機能がついておらず、ま、別にもうマラソン走れるようになったし、いいかなーって思ってたんですが、やはり走行中の心拍数がちゃんと知りたい衝動にかられ買ってしまいました。

この「F-RUN ハートレートモニター HRM001」は有名なポラールの製品同様、胸部にセンサバンドをして無線で心拍データを腕時計型の表示部で受信し、リアルタイムの心拍数を表示するタイプであります。で、普段は時計としても使えるし、目標ゾーンの設定や平均心拍数やカロリー消費量等の計算機能がついたポラールの製品同等の機能を有している割に安価であったので購入しました。また、ジュエンの会員カードで10%引でありました。発売元がとってつけたような安易な名前の有限会社だったりでちょっと不安はありましたが、今のところ別に問題なく動作しております。ただし、外へ走りに出ると、初め突然230拍とか、人類としてありえない数値を表示したりします。身体が汗をかいてないため通電状態が悪いのか、バスがたまたま通って電波を拾ってしまったり、コンビニの自動ドアに反応するとか色々理由は考えられそうですが、ほっとけば安定してきます。ま、大丈夫の範囲ですよ。

ランニングウォッチを持ってなくて、これからマラソントレーニングを始める人で、かつWindows 98SE〜XPにおいて、赤外線ポート（懐かしいなあ。昔私のPowerBook1400についてたけど1度も使ったことなかったよ。）が内蔵されているパソコンを所有していて、こういうことに34,650円を惜しげもなくかけられる方は、ポラールのS610iを。すでにランニングウォッチを持っていて、単純に心拍数のみを測れればいい場合は、時計機能さえも省きシンプルなデザインに好感のもてるポラールのF1（平均心拍数とトレーニング時間は記録可。8400円。）がお奨めかもしれませんね。

ジムで使うと、白い薄手のTシャツで汗をかいてくると背中に黒いバンドの線が見えてくるわけで、心拍計を知らない人がみたら、相当怪しげなおやじに思われないか、ちょっと不安ではありますが、自分に最適な運動強度を確認することができ、今日は120拍、明日は160拍等、日々のトレーニングにメリハリを持たせられるので非常に便利であると思えました。