ナイキアウトレットでペガサスを購入した時に、変なシューズ発見。メトロプラス？と手に取ってみるとなにやら20とか書いてあって、シューレースにもTwentyと青文字で印刷があり、もしやメトロプラス発売20周年記念モデルの売れ残りかと思ったのですが、アメリカ国内の量販店向けの別注モデルだそうです。一度この手の、今となってはちょっとクラシカルなランニングシューズで走ってみたらどうなんだろうと思っていたのと、なにせ1995円なんで迷わず購入してみました。

さて、底の厚い快適なジョギングシューズに馴れた足には薄くペラペラな感じの履き心地です。見た目にもヒラクワガタのように薄い感じで、ベロは明らかに長さが不足しているように思います。きっと街履き用にジーンズの裾が引っ掛からないようわざと短くしてるのかなどと想像してしまいました。で、紐を最後の穴に通そうと思うと長さが足りず結べません。これには笑っちゃいましたね。最後の穴まで通せる長いシューレースだと、普段履きにした場合、紐が余って邪魔ってことなんでしょうかね。

で、石神井公園を走ってみました。このシューズは上記のように今となってはタウンユースを前提にしたものであって、決して実際のジョギングに使われることを前提に作られているわけではないのだろうと思っていたのですが、走り初めこそ甲の辺りに違和感がありましたが、足が馴れてくるにしたがって全然問題なく走れることにビックリいたしました。これは靴がすごーく良く出来ているという意味ではなく、人間の足の修正能力というか、微妙な違いを補正する対応能力に自分の足ながらビックリしたわけです。もちろん、シューズもそれなりに良く出来ていまして30分ぐらいなら走っても良いかなと思わせるものでした。

このシューズでフルマラソンやトレイルランに参加しようとは思いませんが、普段履きにしておいて、もし大地震が来て大東京の交通がマヒしても、とりあえず会社から自宅までは走って帰れるなと思った次第であります。また、健康ジョギングで毎朝公園を1周とかの用途であれば充分イケると思いましたが、マラソン完走を目指す場合には、ナイキだとやはりコルテッツやメトロプラスではなく、ペガサス以上を購入すべきでしょうね。

なーんて言ってて、ある日曜日の朝、いつもの2時間走へと出かけた途中で、間違えてこのシューズを履いて走っていることに気付きました。ヒールカップのおさまり（かかとの食いつき）が悪いのでスピードは出せませんがたらたら速度なら問題なしですね。まいったな〜と思いつつも2時間ちゃんと走れました。足がいたくなったりもありません。3年くらい走ってるからそれなりに鍛えられているんでしょうかね？